2020年第31回神奈美会員展 出品しました。
こんにちはイワサキです。
台風も過ぎ去り、落ち着いたかと思ったら急に寒くなったり
今年はなかなか不安定な気候です。
厚着をして過ごしております。
今回は10/6~10/11まで横浜市民ギャラリーで行われた
私の所属する神奈川美術協会が例年開催する
神奈美会員展に出品した記事を掲載させて頂きます。
第31回神奈美会員展
今年はコロナウイルスの問題もあり開催が危ぶまれていましたが、
無事に執り行う事ができました。
開催場所の横浜市民ギャラリーはJR桜木町から1㎞ほどの会場です。
場内はかなり徹底した感染対策で、
アルコール設置に加えてサーモカメラによる検温や入場数制限も行われていました。
搬入の際に触った備品はギャラリースタッフの方が使用の都度消毒して下さるほどです。
高齢のお客様が多い為かもしれませんが、安心感を持って場内を周れました。
ちなみに5月に神奈川県民ホールにて予定されていた神奈美公募展の方は中止となりました。
出品作品
30号の油彩画を1点出品しました。
『セカイノハテ』というタイトルです。
このフレーズは某アニメから使わせて頂きました。(わかるでしょうか…)
旧来の世界の終わりと新しい世界の始まりの境目を見ているといったイメージです。
人生の崖っぷち??のような。
私自身の気持ちとしては新しい世界の方に上っているつもりではいます。
シンボライズを意識してあえて抽象と具象が混じった絵にしています。
この構図自体は10年以上前から考えていましたが、
上手くまとめることが出来ずにいました。
今回思い切って挑戦してみましたが、詰め切れていない部分は多いです。
ほんとうはもう少し幅のある画面でやりたかったので少し窮屈に感じます。
なんども上から描き直して奮闘していました。
会場内の展示作品は具象作品が多かったので、結構目立つ印象でした。
最近の作品
今年はコロナの影響も大きく、影のある作品ばかり描いていたような気がします。
『素晴らしき日々』
■説明
大きな不安の中、まばゆい光が見える。
しかしその光が本当に希望なのかはわからない。彼女にはただ日々を毎日受け止める事しかできない。
現実と正面から向き合う事で彼女の影にはヒビが入り、小さな芽がいぶき始めている。
今出来る事は現実が良くなるように日々を重ねるだけだ。
『来るべき世界』
■説明
我々は長く前進し続けてきた。だが穏やかな世界には陰りが見える。
目の前には遙か昔に凍りつき、忘れ去られていたかつての恐怖が表れた。
しかし希望はある。天の光は必ず道を照らす。
そして我々はこれからの世界を前進しなければならないのだ。
これらは神奈川美術協会のHPの「元気が出るリレーアートギャラリー」という
コーナーに掲載されています。
私としてはかなり理屈っぽいかなと思っていましたが、
文章によって割と関心して下さった方が多くとても意外でした。
抽象画は説明書きなどしないものかと考えていましたが、
かなり印象が変わりました。
デッサン画
デッサンの狂いを修正するために4年ほど前から川崎市の新百合デッサン会という所に
毎月参加させて頂いているのですが、
最近はだいぶ均衡が取れてきたのを自分でも感じるようになりました。
デザイナーといえどデッサン力に関しては個人差は結構あります。
私は上手い方ではありませんが、だいぶ補強はされました。
新百合デッサン会では指導者の方が丁寧で熱心に教えて下さいます。
ここ最近のデッサンです。
以前から形状の線を追う事は出来ましたが、
線図に近くなりがちだった絵がだいぶ陰影が付くようになりました。
イラスト
最近描いたイラスト。
デッサンの向上によってイラストも表現力が上がっているのを感じます。
試しに描いた仮面ライダーとザクのイラストになります。
まとめ
コロナの影響で各地のイベントが開催しにくい状況ですが、
クリエイターとしては展示会などには積極的に参加したいところです。
油彩やイラストなど幅広い分野で今後も発信し続け、
自分を磨いていきたいと思います。
継続は力なりですね。
ではまた。
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