第42回神奈川美術協会主催 神奈川公募展に出品しました。
こんにちはイワサキです。
相変わらず更新が遅くてすみません。
今回は前回と同じく美術活動関連の記事になります。
4月中で行われた神奈川美術協会主催の神奈川公募展についてです。
神奈美展(神奈川公募展)

今年は4月14日(水)~4月18日(日)に神奈川県民ホールギャラリーにて行われました。
本来毎年恒例なのですが、昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、
対策を取りつつ2年ぶりにようやく開催する事ができました。
神奈川公募展では油絵、アクリル、水彩、日本画、立体作品、陶器、和紙など多ジャンルが
取り扱われています。
神奈川美術協会会員展とは違って、こちらは一般の方も応募可能です。
私も最初は一般応募でした。
今年はコロナ渦でありながら、一般応募の方が大勢参加してくださり、
活気のある展示となりました。
また神奈川美術協会の活動については下のリンクからご確認ください。
http://kanabi.on.coocan.jp/
出展した作品
以前新百合デッサン会展で出展した作品を50号サイズに引き伸ばしました。
前回はアクリル絵具でしたが、これは油絵具で描いています。

『非命』というタイトルです。
描きあがった際にアイデアスケッチの段階で「これは生命の悲鳴である」とト書きしていたのを思い出して、
このタイトルを付けました。
〈非命→ 天命でないこと。思いがけない災難での最期〉
悲鳴ではそのまますぎると思ったのと、コロナ渦で志半ばで何かを断念する人も多かっただろうという意味も含めています。
搬入時に絶望だけでなく希望もあるようにさらに鳥と鼠を書き加え、
夢と現実は動いているという記号を入れました。
もともとは違う作品を20号くらいで作るつもりでしたが、
いつも新百合デッサン会でお世話になっている篠田泰三先生の方から、
50号サイズにして出したらいいとのアドバイスを受け、急遽作成しました。
2週間ほどで仕上げたと思います。
会場搬入当日はまだ絵具も完全に乾いておらず、会場を汚さないかドキドキしていました。
会場の様子
会場の神奈川県民ホールギャラリーは県民ホールの地下1階にあります。
かなり広い空間ですので非常に展示映えがします。
私はフロアの壁側に飾って頂きました。
展示の順路は上の階から階段で下のフロアに降りていくのですが、
階段から非常に目に留まりやすい位置に自分の作品が置いてあり大変嬉しかったです。


今回はなんと秀作賞を頂く事が出来ました!!
まったく期待していなかったのでかなり驚きです。
フジテレビ賞など燦燦たる受賞者の名前の中に私の名前もあります。
これには非常にテンションが上がりました。
本当に篠田泰三先生のアドバイス通りでした。
先生にはこの場を借りてお礼申し上げます。
おかげさまで賞を貰えました。


今回初めてケース付きの賞状を頂きました。
開催日程のいずれかでレセプションが催され受賞者はそこで表彰を受けます。
こちらには一般応募で新百合デッサン会の方も何人か来られ、楽しく談話させて頂きました。
まとめ
今回は2年ぶりに神奈川公募展に出展できてよかったです。
50号というサイズも10年ぶりくらいで描きました。
疲れますがやはり大きなキャンバスは描き応えがあります。
賞を頂けたのも励みになりました。
展示終了後、篠田泰三先生の方からはさらにご指摘があり、
絵具の数やマチエールなどの課題点を頂きました。
他の方の絵のテクニックを参考にし、今後は試していきたいと思っています。
さて次回は3D関連の記事をあげます。
当事務所にもとうとうzbrush coreを導入した次第です。
ではまた。
コメントを投稿するにはログインしてください。