【デザイン関連記事】続・Fusion 360 参考書籍紹介
【デザイン関連記事】を更新します。
こんにちはイワサキです。
ひと月以上雨季が長くて毎日憂鬱です。
事務所の周りを整備しようと考えていたのですが、全然進みません。
今回もモデリング練習の参考書籍の紹介です。
参考にした書籍
取り扱う書籍は『Fusion 360 実践ガイドブック /猿渡義市 (著)』になります。
以前取り上げた『Autodesk Fusion 360 Sculpt Advanced 』と同じ筆者の方です。
今年5月に販売され迷わずに購入しました。
以前の本もそうだったのですが、非常に専門的で為になります。
内容としてはSculpt Advancedで掲載できなかった自動車関連のモデリングが中心となっています。
ページ数も448ページと前のものよりも大幅にボリュームアップされています。これがまた分厚い…
筆者本人の説明動画もあり大変ありがたかったです。
基本はFusion 360を使ったスカルプトモデリング中心です。
だいぶFusion360に慣れてきたのもあるのか、自分は以前の一輪バイクの時よりもサクサクと作れました。
以下作成したモデルの紹介です。
作った課題モデル
課題のモデリングとしては5種類ありました。
カメラ
アルミフレームのデジタルカメラです。
スカルプトモデリングではなくスケッチから押出しなどで作成しています。
レンズ部分とボタン部分は画像によるデカールです。結構立体的に見えます。
マリーンビークル
スクリューで動く水上ビークルです。トンボがモチーフとの事でカッコいいです。
すべてスカルプトモデリングによって作成しています。パーツのコピーでスクリューの土台を作ったりと参考になります。
カーモデリング1
本題のカーモデリングです。まずは入門用のボディモデル。
すべてスカルプトモデリングによるものです。
どこをキャラクターラインにして面を起こしていくかなど、かなり専門的になってきます。
あまり車の構成がわかっていないので勉強になりました。
カーモデリング2
1のカーモデリングを調整して別タイプのラインを生み出します。
ハイブリッド的な方向性に雰囲気が大きく変わりました。
カーモデリング3
1のカーモデリングをさらに昇華させてディティールを加えていきます。
表紙にあるカーデザインにします。
車輪は自分で用意するようです。私は作っていないので地面に直置きになってます…
基本はスカルプトモデリングですが、ディティールはパッチワークでまとめています。
筆者の方の動画を見ていると、ほとんど面張りを感覚に任せているのが印象的でした。
職人感覚というのか、簡単にはマネが出来ない技術です。
私もお手本に近い感じに作ったつもりですが、細かい面の形が違ってしまいました。
レンダリングのライトの発光はかなり本物っぽくて楽しい作業でした。
ただサイズが大きいのか、Fusion360の動きは苦しそうで、何回か止まりました。
まとめ
猿渡氏のテキストは続きが読みたいと思っていたので、本当に嬉しかったです。
テキスト内容としてもデザイナー視点の解説もあり読み応えがあります。
以前のテキストの方が課題のバリエーションは豊富かもしれませんが、カーモデリングをしたい方にはお勧めです。
書店で見たら手に取ってみると良いかと思います。
あと関係ないですが、HPのパンフレットデータ新しくなりました。
ぜひご覧くださいませ、宜しくお願い致します。
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