恒例イベント 第6回新百合デッサン会展に出品しました!

こんにちはイワサキです。

4月になり暖かく春らしい日になりました。

毎日が過ごしやすく、桜を眺め心も自然と穏やかです。

さて今回は新百合デッサン会展の様子をアップします。

第6回 新百合デッサン会展

私がいつも参加している新百合デッサン会の年一回恒例イベントです。

先月3/12~3/17までの期間、川崎の麻生市民ギャラリーで展示されました。

各会員がデッサンやオリジナルの絵画を好きに発表する事ができます。

私も今回は3点出品しました。

今回は会員の参加人数がかなり多く会場一面に絵が敷き詰められる形となりました。

鉛筆デッサンから水彩、アクリル、油絵、和紙創作など様々なジャンルで集まっています。

なかなか見応えもあり、天気の悪い日が多かったにもかかわらず期間中500人近くもの来場者がありました。

老若男女問わず多くの方が観覧して下さいました。

例年よりは減っているのですが、緊急事態宣言中の時期だと考えると凄い人数だと思います。

出品した作品

今回鉛筆デッサン2点とアクリル絵1点を出品しています。

人物と静物とオリジナル抽象とすべて違うモチーフです。

人物は会で先月描いた鉛筆デッサンです。

今回一番力を入れました。境目などの表現は甘いのですが、ある程度様になっているとは思います。

鏡に映しながらバランスは細かく調整しました。

背景の処理などはもっと工夫したい所ではあります。

静物は1年以上前に会で描いた鉛筆デッサンですが、

仕上がりが悪かったためトレースして別の紙に描き直しました。

リンゴやバナナは用意して参考にしていますが、皿や瓶など実際に目の前に無い素材は会で撮った写真を参考にしています。

その辺りの違和感は残ってしまった気がします。

オリジナルで描いた抽象画です。

ここ一年で溜まりこんだ気持ちを表現しました。なにか得たいのしれない力が内側から自分を引き裂くような憤りというか。

ハートや球を割るというのはベタなのでトマトを破らせる構図にしました。

生々しいし内臓っぽい、中はぐちゃっとした感じなのに外皮はピンと張っていてモチーフには丁度良かったです。

地球儀的なラインも入れて世の中の空気や崩壊感を匂わせるようにはしています。

よく見るとスマホなんかも中に埋まっていたり。

今回は本当に時間が無くてかなりラフに仕上げました。

アクリル絵の具で薄く塗った上に油彩色鉛筆で描きこんでいてイメージスケッチに近い感じです。

会場では結構不思議がってくれる人がいて嬉しかったです。

新百合ケ丘デッサン会とは

新百合ヶ丘駅近くの公民館で毎月行われているデッサン会です。

月1回モデルの方を迎え、鉛筆、水彩、アクリル、油絵、パステルなど

好きな画材で各々が自由に描くことが出来る会です。

私は4年ほど前からデザイン画のスキル向上の為に通い始めました。

自由に描ける会の他に代表者の方が指導してくれる基礎勉強の会もあり、

そちらではかなり細かく教えて頂いています。

新百合デッサン会HP

http://www.shinyuridessinkai.sakuratan.com

先月までは麻生市民館で行われていましたが、新型コロナウイルスワクチン接種会場になる為、

今月から1年ほどは多摩市民館に移る事になりました。

毎月、①デッサン会(指導なし) ②基礎デッサン会(指導あり) ③アクリル水彩会(指導あり) の3回があります。

①は1000円、②③は2000円と参加費がその回ごとに支払いとなっていて、たまにしか来ない方でも安心して通えます。(入会金は無料)

私もたまに行くつもりの軽い気持ちで始めたのですが、いつの間にか4年が経ちました。

本当に少しだけ描いてみたいんだけどという方にはお勧めです。

会の代表でいつも指導して下さっているのが 篠田泰蔵 先生です。

HP上にあるのが先生の絵なのですが、大変アカデミックで正確な描写を得意とされています。

指導に関してもアカデミックを教えつつ、個性も大事にして下さっているので

通っている方の技術・オリジナリティが年々向上しているのをよく感じます。

私自身この4年間で描く線がだいぶ変わって意図的になったと思います。

それと同時に抽象など本質的な絵の楽しさを再認識できました。

神奈川美術協会を教えて頂いたのも篠田泰蔵先生です。

最近では色々と気に掛けて頂き、本当にお世話になっています。

まとめ

今回は搬入準備から初めて参加しました。普段は平日な事もあり参加出来なかったのですが、

緊急事態宣言中もあり都合がつきました。

多くの人達が動いて会場が出来上がるのを感じられて良かったです。

またコロナ渦でありながら、会員の方々の熱気があふれ、色々と刺激を受けました。

来場者数も比較的多く、絵の与える力や生活への影響を改めて教えてもらった気がします。

今月中にはまた神奈川美術協会の方の展示があり、そちらへの参加に向けても準備しています。

ではまた。

よければツイッターのフォローもお願いします!